APPLE SEEDS

ようこそ。ここはAppleな話や趣味など、なんでも有りのページ。訪れた誰かの中に何かの種を蒔けたら、うれしいのですが。どうぞよろしく。  

イヤホンの進化は止まらない。

5日はでした。こっちは大した事ないだろうと思ってましたが、大雪警報も出された。この辺りも場所によっては10センチ近く積もったようで、翌朝はマンション駐車場で車や通り道の雪かき。いつもながらの風景と音でした。寒かったね。

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今回は超久しぶりにポータブルオーディオ、イヤホンのお話。なんと2021年7月10日以来。その後もチョイチョイ手は出しており、2022年2月に片耳1DD・7BAで両耳合計16ドライバーという怪物、有線のKZ ZAXを購入。これがメチャクチャ気に入って、ワタシはもうこれで良いとイヤホンは遠くから見ていたのだが。f:id:apple-seeds:20200403212801j:plain

EarFunワイヤレスイヤホンが関係各所で高評価のイヤホンメーカーで、”経験豊富な工業デザイナー・音響エンジニア・音楽愛好者で構成されたチームにより、次世代のワイヤレスオーディオ機器を製造することを目標として”、2018年に中国で設立された業界では新興ブランド

最近では同社のAir Pro 3Amazon星4.5、5,512件の評価という数字が目に止まる。知っての通りAmazonの評価にはサクラが多く、まして中国のメーカーとなるとその数字を鵜呑みにはできないのだが、実際にサクラチェッカーで見てみるとサクラ度はなんと”99%”である。が、オーディオ関連賞の受賞やさまざまなサイトでの評価や動画など、無視できないものがある。どうなっているのか。

という訳で、今回も中華系イヤホンのレビューでは信頼しているYouTuber”ふぐみかん”さんの投稿を見て、その内容と価格からその気になった。f:id:apple-seeds:20200403212801j:plain

現在EarFunのTWS(完全ワイヤレスイヤホン)にはAir、Freeシリーズがあり、それぞれにノイキャン付きのProと基本性能を詰めた無印がある。今回購入はAirシリーズの無印最新作 EarFun Air 2 。ワタシはノイズキャンセリングを必要としない(外の音が聞こえないのは不安)ので、これで良い。EarFunの先行予約キャンペーン参加とAmazonのクーポンで、¥5,990のところ¥1,779割引の¥4,211。2月1日発売で2日に購入

ホログラム印刷が施された硬質パッケージ。開けると1枚のクリーニングガイド、1本のクリーニング用綿棒好感が持てる。濃黄色のスリーブに入ったマニュアル。もちろん日本語表記もある。それらの下に予想以上に小さい充電ケースと濃黄色の箱。箱の中身は短い充電用USB-Cケーブルイヤーピース(S、L、XL)。Mサイズのイヤーピースは予め本体に付いているので計4サイズ。

幅6.2cm×高さ4.7cm×奥行2.5cmと手のひらに収まる充電ケースは、半光沢で微細なざらつきがあり滑りにくい。開閉部にはグロス加工のラインが走る。表面は開閉時にバッテリー残量が分かるLEDインジケーターのみ、裏面はヒンジ部分のearfunロゴの入ったシルバープレートがアクセント。ただの黒一色ではなく、こういうのが嬉しい。底面にUSB-Cポートとリセットボタン。重量はイヤホン込みで46g。

イヤホンは縦方向に収納されており、ワタシの指紋の消えたカサカサ指では取り出しずらいが、若い人などは大丈夫なのだろう。スティックの伸びた形状はあまり好きではないが、その本体はツヤツヤのピアノブラック。スティック部は半光沢ブルーメタリックに、縁取りの輝くシルバーとearfunロゴがアクセント。スティック部のタッチセンサーでの操作は、後述の専用アプリでカスタマイズが可能。重量は片耳で4.5g。ちなみに現在はブラックのみでホワイトは3月下旬発売予定のようだ。

日本オーディオ協会(JAS)のハイレゾ認証を取得。EarFun初、高音質コーデック・LDACに対応。CD(24bit/96kHz)の約3倍という圧倒的情報量の伝送が可能。国内最大級のオーディオビジュアルアワードである「VGP2024」金賞を受賞。

大口径10mmウール複合ダイナミックドライバー採用。短時間の水没にも耐えられるIPX7相当の高い防水性能。ケースはワイヤレス充電に対応し、バッテリーはイヤホン単体で最大9時間、ケースとの併用で最大40時間使用可能。接続は安定のBluetooth5.3マルチポイント接続機能。左右各2基の高性能ENCマイク搭載、通話中は周囲の環境音をカットするNC機能搭載で高い通話品質。ゲームモードでは55msの低遅延を実現。専用アプリで豊富なカスタマイズ、イコライザーが適用可能。と、ノイズキャンセリングと外音取込み機能以外のほぼ全て、盛り沢山。コスパは極めて高い。

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機能性が優れていてもイヤホンの本質は音質。少し聞いたところでとりあえずイヤーピースを手持ちの完全ワイヤレスイヤホン専用AZLA SednaEarfit ShortのMSサイズに変更。もう生産終了品だが、音のこもりがスッキリした。付属のイヤーピースよりやや硬めだからか、ケースの蓋が完全に閉まらず微妙に隙間があるが、機能的には問題ない。

またワタシはiPhoneなので残念ながらLDACの恩恵には預かれずAAC音質。その辺、Appleにはぜひ対応をお願いしたい。Android勢に遅れてるぞ。ちなみに音源はMP3ではなくCD音質(AIFF)。

あくまでワタシ個人の感覚・環境では、その音質は解像感・分離感が高くメリハリの効いた上質なドンシャリ。ボーカルの立ったクリアで埋もれない中音域、刺さるギリギリまで伸びたキラキラな高音域、量感もありアタック感が強く歯切れの良い低音域。音場は広くはないが定位感、分離感はしっかりと。全体にハキハキくっきりしつつドライになり過ぎず楽しくノレる音ノイズキャンセリングが要らないならこれで十分。コードの煩わしさも無いしね。

ワタシの耳的にはKZ ZAXは超えないが、これが今のエントリークラスのワイヤレスの音なんだね。最後に購入したワイヤレスイヤホンは2018年のAnker Soundcore Liberty Liteだからなぁ。進化してるなぁ。f:id:apple-seeds:20200403212801j:plain

      

EarFunアプリも分かりやすく使いやすい。コントロールカスタマイズは便利だし、通話マイクや音声ガイダンスなどの細かい設定もできる。イコライザ(プセットになってるのが中華っぽい)はRock、Popなどプリセットの他に自分好みに細かく調整できるカスタムもある。ワタシは今のところイコライザ無しのデフォルトで使用中。f:id:apple-seeds:20200403212801j:plain

という事で、大満足のAir 2。久々のワイヤレスイヤホンは目を覚ませてくれた。高い買い物ではなかったけれど、オーディオ系はいつも疑心暗鬼。万人が良いと言っても結局は自分の耳。聞いてみなくちゃ分からない。しばらくはまたこっちにも目が向きそうだ。

それではEarFun作成の動画と、ちょっと長いけどレビュー動画をどうぞ。

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EarFun Air 2先行予約キャンペーンに参加し、対象製品を購入すると応募できる500本限定の多機能クリーニングキットに応募しました。2日の夜、EarFunから発送連絡が来ましたがまだ届いていません。大丈夫かなぁ。やっぱり中国から送ったのかなぁ。ま、これでこまめに掃除してお気に入りを長く愛用することにします。

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最近はヤフオク!などでチェックするものが多くなってなかなか大変。エアガン、ブルーレイ、プラモ、フィギュア、また始まったオーディオ系⋯。大好きだけどあまりお金をかけたくない性分、かけられない財政だからね。ま、ボチボチと。

本文中の画像・動画は “Amazon” "YouTube" 他より。価格表示は税込。              f:id:apple-seeds:20200403221003j:plain当ページはMacでの視聴のみで調整されています。他デバイスでの表示の乱れなどはご容赦ください。