昨日、トイレット・ペーパーやボックス・ティッシュが品切れ状態という状況を書きましたが、それが米や餅、カップ麺あたりにも波及している模様。主食系、日持ちするものが狙いなんでしょうか、米などはいくつもある銘柄が5kg・10kg問わずスッカラカン。ちょっとビックリです。
カラの棚の前で首を振るご老人もいました。本当にこんな買い置きが必要な状況になるのかどうか。まぁ、それが分からないから買い置きをするのでしょうけれど⋯。
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続くブルーレイ化計画報告。まずは新規購入の「スター・トレック スペシャル・コレクターズ・エディション (2枚組)」。2009年公開。監督は引っ張りだこのJ・J・エイブラムス。
すでに確立しているものを再創造していく難しさの中で、新たなスタートは成功と思う。キャラクターの若さを生かしたアクションや盛り沢山のストーリーを、スピーディな展開で魅せてくれる。激昂したり恋に落ちたりと、こんなに人間っぽいスポックも初めて。
往年の「宇宙大作戦」のあのテンポを知る者からすると、SF映画というよりもアクション映画という印象を持つかも知れない。また、やや強引なご都合主義と感じられる場面もある。これは「宇宙大作戦」にも少なからず感じられ、持ち味ともいえるが。しかし最新のVFXを用いた映像は見応え十分。若きカークが建造中のエンタープライズを見る場面は心が踊る。J・J・エイブラムスお得意のレンズフレアを多用した映像も、スター・トレックの世界には新鮮である。
”トレッキー”の間では本作はこれまでの作品の過去の出来事ではなく、並行世界、似て非なる世界での出来事、ということになっているらしい。
昨年12月29日にゲオ 薬園台店にて中古を¥638(税込)で購入。本編と特典ディスクとの2枚組。映像特典は235分に及ぶ。
こちらは買い替えの「ブレードランナー ファイナル・カット (2枚組)」。本作には7つもの異なるバージョンが存在しており、最初の劇場公開版は1982年、「ファイナル・カット」は2007年公開。以降のSF世界観を一新することになる、言わずと知れたSF映画の金字塔。後に与えた影響は計り知れない。
前作「エイリアン」でも十分な片鱗を見せたリドリー・スコット監督。従来のSF映画にありがちだったハイテクな未来のイメージを打ち破り、環境汚染に汚れた退廃的な近未来を描いた。
制作費の大半を香港のショウ・ブラザーズが出資しているため香港を訪れたのだろうか、都市の外観は香港をモデルにしていると述べており、来日の際に訪れた新宿歌舞伎町もヒントにされているらしい。
1992年にスコット監督が再編集した「ディレクターズ・カット」では、作品の解釈を変えるようなシーンの追加が行われた。それがハリソン・フォード演じる主人公”デッカードが見るユニコーンの夢”であり、劇中のユニコーンの折り紙と結びつくことによって”デッカードもレプリカント(人造人間)である”という考察がなされている。しかし、”デッカード=レプリカント説”を断定できる描写はどのバージョンにも存在しない。
今年の1月3日、桃太郎王国 習志野店にて中古を¥550(税込)で購入。本編と特典ディスクとの2枚組。特典ではメイキングやこの映画に長年否定的だったフォードのインタビューなど、貴重な映像が見られる。
なかなか良いペースで続けてきたブルーレイ化計画。ここに来て中古店での良品発見が少なくなってきたように感じます。旬があるのでしょうか。
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今日で2月も終わり。大切な事ながら、連日”コロナ”でちょっと精神的にも疲れ気味。でも油断は禁物。今一度、気を引き締めて、程良い緊張感の持続を。
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