東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県の1都3県では、GWに当たる4月25日から5月6日を｢いのちを守るSTAY HOME週間｣と設定。”ウチで過ごそう”をキーワードに感染拡大をくい止める。東京都の｢STAY HOME週間｣ポータルサイトでは、楽しい時間を過ごす為のコンテンツなども多数。ネット上には｢STAY HOME｣をキーワードに、各分野の方の様々な取り組みが展開されています。一度 ご覧を。
・・・
さて、ブルーレイ
化計画では2つ目の邦画。新規購入の｢劇場版 SPEC 〜天〜 警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿 プレミアム・エディション｣。
TBSのTVドラマシリーズ｢SPEC 警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿｣、2012年4月1日放送のスペシャルドラマ｢SPEC 〜翔〜｣に続く物語。映画版としては第1作。2012年4月7日東宝系で公開。監督は引き続き堤幸彦。
死んだはずのニノマエが、反SPECである御前会議の計るSPECホルダー抹殺計画”シンプルプラン”に対抗し、テロ活動を開始する。未詳(ミショウ)の当麻紗綾(とうま さや)と瀬文焚流(せぶみ たける)は制圧に動くが、封じたはずの当麻のSPECが意思に反して復活。対立する当麻と瀬文。ニノマエとの結末は。謎の予言”ファティマ第三の予言”とは。
公開週末2日間で35万人を動員。興収4億7,000万弱を記録し、興行成績ランキング初登場1位となり、その年のGWでの東宝のヒット作の一つとなった。最終興収は23億9,000万となり、2012年度興収ランキングでは14位を記録している。
これまでのTVシリーズや｢翔｣がなかなか面白かっただけに、映画自体は｢う〜ん｣。一気に世界を広げ過ぎてしまったかも。作品設定が壮大になりすぎて、ちょっと引き気味になってしまう。これは”天(転)”だからの展開ではあるんだけれど。
新しいSPECホルダーたちの能力も凄過ぎで、特に”銀ダコ”はCGの使い過ぎ、やり過ぎと思う。特典映像のメイキングでも｢特撮映画になってしまった｣というスタッフの言葉が聞かれます。ちなみにこのメイキングなんかもフツーの作りじゃありません。
もちろん全編、お馴染みの小ネタ満載。鼻についてしまう事も多いけれど、このダラダラ感もSPECらしさの一つであります。
監督の堤幸彦と言う人は、2時間の映画より1時間のTVドラマの方が得意なのかなとも思ってしまう。他の映画では単作の｢はやぶさ/HAYABUSA｣は良かったけれど、3部作の｢20世紀少年｣はもう一つだったと思う。まぁ、名作・傑作だけの監督はいないけれど。でもね、以前｢今年もあと少しのこんなこと〜甲の編｡｣でも書いたけれど、ワタシはやっぱりSPECが好きですわ。
この後、2013年10月にスピンオフのスペシャルドラマ｢SPEC 〜零〜｣で、当麻とニノマエの最初の戦いや瀬文のSIT時代など、連続ドラマの1年前が描かれ、11月に完結編・映画第2作の｢劇場版 SPEC 〜結〜｣の2部作として｢漸ノ篇｣｢爻ノ篇｣が公開。人類の存亡をかけてSPECを解放する当麻の戦い、瀬文との関係の結末が描かれる。
ブルーレイ
本体は、濃いグリーンの透明アウターケースの中に、デジパック両面の当麻と瀬文の顔が透けて見える仕掛け。観音開きのデジパックを開くと劇中、屋上での対峙シーン。さらに開くと本編、特典映像の2枚のディスク。
付属物は初回生産限定特典の当麻＆瀬文フィギュアストラップと、先着購入者限定特典である50名ランダム封入の撮影使用の三角巾は流石に無かったが、初回限定の5コマの劇場上映生フィルムと、先行予約限定特典のオリジナルステッカー2枚セットは未開封。あとは封入特典のSPECialフォトブックレット、オビ、宣伝チラシも美品で残存。
こちらはブックオフオンラインで¥980(税込)。近所の店舗受け取りにしたので送料無料。付属物については個別の明記がなく、価格も安かったのでアテにはしていなかったが、届いてみれば思っていた以上に全て綺麗に揃っていた。大満足です。
今回はとても状態の良いものが予想外に安く手に入ったが、やはり全般的に邦画作品は高め。入手しておきたいもの、DVDで残っているものがまだある。SPECシリーズ全作は入手したいし、黒澤作品も。ブルーレイ化計画はまだまだ続く。
・・・
｢STAY HOME週間｣、その為の工夫を考えるのも楽しいかもしれません。みんなで”STAY HOME”、ウチで過ごしましょう。
本文中の画像・動画は “Amazon” "YouTube" 他より。 
