と言う事で、前回から半年ほど。とっくに年も明けてすでに2022年3月。例のごとくご無沙汰でした。皆さま、お元気でしたでしょうか。今年もよろしくお願いいたします。
一度は収束して行くかと見えた新型コロナウイルス感染状況。従来のデルタ株から変異種のオミクロン株に置き換わり、日本でも驚異的なスピードで感染拡大。2月9日時点で全国の感染者は5万1348人。現在3月6日までの予定で敷かれているまん延防止等重点措置は、31都道府県に及んでいます。
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さて、年初から早いペースで進んだブルーレイ化計画。2022年最初は実話に基づく映画｢アポロ13｣。
アポロ13号はアメリカのアポロ計画3度目の月着陸を果たす予定でした。
ジェームズ・A・ラヴェル船長、ジョン・L・スワイガート司令船操縦士、フレッド・W・ヘイズ月着陸船操縦士を乗せたサターンV型ロケットは、1970年4月11日、米中部時間13時13分、フロリダ州メリット島ケネディ宇宙センター第39発射施設から発射されました。
当初、司令船操縦士にはケン・マッティングリーが予定されていましたが、風疹感染の可能性が発覚したため、スワイガートと交替になっています。
途中での思いがけない事故によりミッション中止を余儀なくされながらも、その後に見舞われた数多くの深刻な危機的状況を脱し、乗組員全員が無事に地球へ帰還したこの飛行は、危機対応の鮮やかさなどから、後に｢輝かしい失敗(Successful Failure)｣と呼ばれるようになったのです。
(左)帰還に湧くNASAの地上メンバー。(右)着水後、揚陸艦イオージマに降り立った3名。
本作はこの実話を題材とした1995年の作品。ジム・ラヴェルのノンフィクション｢Lost Moon｣が原作。監督は｢バックドラフト｣｢ダ・ヴィンチ・コード｣などのロン・ハワード。出演はトム・ハンクス(ラヴェル)、ケヴィン・ベーコン(スワイガート)、ビル・パクストン(ヘイズ)、ゲイリー・シニーズ(ケン)、エド・ハリス(主席管制官)など。本編約140分。第68回アカデミー賞で編集賞、録音賞を受賞しています。
(上)ラヴェル､スワイガート､ヘイズの飛行メンバー。(下)劇中のラヴェル､ケン､ヘイズの当初メンバー。
絶望的な状況の月軌道からの帰還が、3人の飛行士の勇気と忍耐、地上に残ったケンとNASAなど地上組の不屈の努力と信じる力の賜物であり奇跡だった事が、大きな感動と驚きで描かれます。
1人だけが突出する事のない群像人間ドラマ。マスコミや世間の飽きやすい動向、夫の無事な帰還を信じる妻や家族を丁寧に描き、派手さはないがリアリズムが素晴らしい真面目な傑作です。
飛行士3人をはじめ誰もが素晴らしいのだけれど、特にエド・ハリスのファンなので、洒落者のNASA主席管制官ジーン・クランツの好演が嬉しかった。
新規購入中古の｢アポロ13 20周年アニバーサリー・エディション ニュー・デジタル・リマスター版｣。
何度か店頭で見かけつつ購入に至らなかった作品。
ブルーレイは製作20周年記念仕様となっており、フルレストアされたHDマスターを使用。これまでの特典映像に加え、新たに制作された映像も追加収録され、オリジナルアートワークのアウターケースと劇場公開時のチラシを採用した日本オリジナルケースが採用されています。
デジタル・リマスターという事で、期待ほどの解像感の高さは感じられなかったが、古さを感じさせない鮮やかさ、十分なシャープさで楽しめます。
こちらは1月3日、久しぶりに訪れた桃太郎王国 習志野店にて中古を¥1,100(税込)で購入。これまで見かけた時より少し安くなってました。映像ソフトのコーナーは大分、縮小されていました。
てな事で、昨年7月から今までのあれこれと、それ以前の”Back to the Past”の残りもあるので、入手物を中心に近況なども綴っていきたいと思います。また”お休み”がいつ来るか分かりませんが、ボチボチと。よろしくお願いします。
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いつになったら沈静化するのか、新型コロナ。母の3回目接種も先月末に無事に終えました。少しでも安心要素を増やしたいところ。どうか皆さまもくれぐれもお気を付けて。何事もありませんように。
本文中の画像・動画は “Amazon” "YouTube" 他より。 
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