いつの間にか七草も過ぎて、変わりのないいつもの生活に。
休み疲れも取れて、皆さまのリズムも戻りましたか。
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今年、最初の1本は2002年公開の邦画、「リターナー」でした。
この映画、大好きなんです。でも購入はしておらず、近所のレンタルにも置いていないので、かなり久しぶりの再会。
依頼を受けた闇取引を阻止し闇金を奪還、依頼人に金を送り戻す仕事人”リターナー”であり、孤児であった少年時代に親友を殺され、その男を捜し続けるミヤモト=金城武。
未来の戦争を回避するため、この時代にやってきた少女。想定外にミヤモトと知り合い、いがみ合いながらも未来を変えるため、相棒として行動を共にするミリ=鈴木杏。
気に入らなければ躊躇なく平然と人を殺し、やがて目にした絶対的なパワーを手にしようとする残忍なチャイニーズマフィア”劉グループ”幹部、ミゾグチ=岸谷五朗。
ミヤモトを育てた謎の情報屋、謝=樹木希林。
監督は大ヒットを記録した「ALWAYS 三丁目の夕日」でお馴染み、VFX畑出身の山崎貴。特にVFX分野では知ってる人は知っている、アニメや映画の企画・製作会社「白組」に所属している。2000年公開の「ジュブナイル」に次ぐ、劇場作品2作目ですな。
シーンやディテールは当時のご多分に漏れず、「マトリックス」ばりのアクション、銃撃シーン。チベット語で”敵”を意味する”ダグラ”と呼ばれる生物や船は「インデペンデンス・デイ」。
お遊びとしてもやってたりする訳だけど、「MI:2」そのままのバイク・アクションも見せてくれる。でもイヤミな感じはなく、当時の邦画としては「うん」と言える完成度と楽しさだと思うよ。
上手いんだか下手なんだかよく分からない、独特の雰囲気と間の金城武。
そのまんま”ミリ”な感じでハマってる鈴木杏。
あまり見られない超極悪役を、それっぽい容姿と妙なテンションで演じる岸谷五朗。
こちらもあまり見られない役どころながら、淡々と良い味を出しちゃう樹木希林。
単純に楽しむために見れる映画だと思いますよ。
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先日、こちらで書いたマウスの不具合。ロジクールから交換の新品が届きました。