日中は過ごしやすい日もあるけれど、朝晩はホントに寒い寒い。気が付けば今年もあと1カ月。早いですな。
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そんなこの時期、来年のAppleの動向を伺わせるウワサや記事も出てきました。
1年1回のモデルチェンジではサムスンやAndroid勢に対抗できないという判断から、2013年前半に「iPhone 5S (?)」と「iPad 5th (?)」の発売が予定され、年明けに量産体制に入るという中国からの情報。この半年サイクルは今後も継続されるという。
iPhone 5を手にしたばかりのワタシにもちょっと気になるお話。果たして⋯。
他の情報では、来年3月にRetinaディスプレイの「iPad mini」、6月にRetinaディスプレイの「Macbook Air」、9月に「iPhone 5S」と順当な感じ。
どこかで「Mac Pro」について聞かれたティム・クックが、「来年は素晴らしい年になる」といった発言をしていたので、ここ数年モデルチェンジのない「Mac Pro」、あるいはプロ向けラインにも新しい発表があるのではないでしょうか。
加えてRetinaディスプレイiMacの可能性もあるのかなぁ。
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スコット・フォーストールの退任を含むApple上部組織の改変はまだ耳に新しいが、やはりちょっとビックリする発表でした。
スコット・フォーストールといえばiOSを統括し、イベントには必ず登場するお馴染みの顔。亡きスティーブ・ジョブズに一番近かったと言われた人物ですからね。
発表によれば、これまでOS X、iOS、プロダクトデザインの担当が分かれていましたが、OS XとiOSをクレイグ・フェデリギ、プロダクトとインターフェイスデザイン全般をジョナサン・アイブ、iTunesやiCloudなどのオンラインサービスをエディ・キューがそれぞれ統括し、全体をティム・クックがまとめていくという体制に変更されました。
大きく見れば、かつてスティーブ・ジョブズがすべてをリードし、ティム・クックがオペレーションを仕切っていた時代から、ティム・クックが経営・実務面の安定・発展を図り、ジョブズに代わる創造性の部分をジョナサン・アイブが担当する形に変わったと見えます。
興味があるのはやはりジョナサン・アイブ。母国のイギリスでは”サー”の称号を持つデザイナー。プロダクトデザインに加えて、インターフェイスにも手を広げた彼が、どのような形でハードとソフトを融合させていくのか。
今までのOS X、iOSでは、AppleのOS開発当初からの、”現実の世界を模倣する表現”が
多用され続けています。iCalやアドレスブックの手帳のような装丁、iBooksの本棚、そして象徴とも言えるゴミ箱やデスクトップの概念など。
多用され続けています。iCalやアドレスブックの手帳のような装丁、iBooksの本棚、そして象徴とも言えるゴミ箱やデスクトップの概念など。
アイブはそういった考え方に否定的だとも聞きます。
現在のように当たり前にパソコンを使いスマホを持ち、生まれた時からそんなデジタル環境で育った若い世代には、そんな”模倣”は意味が無いのかもしれません。
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ライオンで頂点かと思っていたネコ科もどこまで続く。
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