APPLE SEEDS

ようこそ。ここはAppleな話や趣味など、なんでも有りのページ。訪れた誰かの中に何かの種を蒔けたら、うれしいのですが。どうぞよろしく。  

26年目の赤い衝撃。

パッとしないお天気で、お盆休みも終わってしまいます。
まだ豪雨が続く地域もあり、予定通りに行かなかった方もいるかもしれませんが、それぞれに楽しい時が過ごせた事と思います。
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あるモノの完成品が見たかったのですが、残念ながらその展示はありませんでした。でもショーケースの中に、思いもしなかったモノが。ちょっと驚きました。f:id:apple-seeds:20200403212801j:plainf:id:apple-seeds:20200412223223j:plainf:id:apple-seeds:20200403212801j:plain
最近、バンダイから発売された驚愕の大型キット、1/144 「NZ-999 ネオ・ジオング」。
OVAガンダムUC」最終話に登場のラスボス。その大きさゆえ不可能と思われた1/144で速攻キット化され、大きな話題でした。
ネットで画像などは見ていましたが、ここまで巨大だとは。何かもうプラモデルなどというシロモノではない。
その砲身の長さゆえ全長1mに及ぶ「デンドロビウム」が衝撃だったが、それに勝るとも劣らない衝撃度。f:id:apple-seeds:20200403212801j:plainf:id:apple-seeds:20200412223112j:plainf:id:apple-seeds:20200412223312j:plain
これはとにかく実物を見ないと実感としてわからないと思うが、例えば上画像のような具合。機体上部に通常の1/144の機体が収まっているのだ。
全高680mm。ガンプラ史上最大のパッケージサイズ。重量8kg。立体・塊としての
ボリュームは間違いなく画像以上である。しかし破綻なく見事にキット化されている。
毎度言っているが、恐るべしバンダイの技術力、企画力、販売力。いや、素晴らしい時代である。f:id:apple-seeds:20200403212801j:plain
もう一つの驚きは同じくガンプラ、1/100 「MSN-04II ナイチンゲール」。
1988年の「逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン」という小説に登場し、ガレージキットが発売され、人気のあった機体。
当時はそのサイズ、造形の複雑さ、小説だけの登場などの理由から、残念ながらバンダイからのキット化は無かったが、「RE/100(REBORN-ONE HUNDRED)」という新しいカテゴリーから発売が決まっている。f:id:apple-seeds:20200403212801j:plainf:id:apple-seeds:20200412223355j:plain
新カテゴリー「RE/100」は、進化しすぎたMG(マスターグレード)を一度リセットし初期のMGに戻し、これまでキット化が躊躇された機体を、素早くリリースしようと提案されたという。
例えば最近のMG準拠の構成でこれをキット化すれば、15,000〜20,000円程度には
なってしまうかと思われるが、フォルムやディテールには出来るだけ妥協せず、MGのような内部構造の再現などはオミットし、8,000円台で発売される。
数字だけ聞けば高価とも思えるが、最近のキット価格から見れば十分納得できるのではないだろうか。f:id:apple-seeds:20200403212801j:plain
まだ最終商品形ではないが、MGを見慣れた目からするとやはり表面ディテールが物足りなく、発表されたパーツ構成から見ると、MGとは違いパーツ接合線の処理や、それなりの工作技術が必要と見えるが、バンダイからキット化されるだけで十分な驚きであり、喜ばしい事なのだ。26年、待ったのだから。
第2弾に「ガンダムMk-III」、第3弾に「ガンダム試作4号機(ガーベラ)」が予定されている。
いやいや、素晴らしい時代である。
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月曜日からまたお仕事の方も多いでしょうね。なかなか気持ちの切り替えがね。
まだ暑い日が戻ってきそうです。お互い、体調には気をつけて。
本文中の画像・動画は ”ボークス” ”バンダイ” ”画像検索” より。                f:id:apple-seeds:20200403221003j:plain