APPLE SEEDS

ようこそ。ここはAppleな話や趣味など、なんでも有りのページ。訪れた誰かの中に何かの種を蒔けたら、うれしいのですが。どうぞよろしく。  

ブルーレイ化計画 6。

10月とは思えない暑い日もあるこの頃。皆さま、お元気でしょうか。

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先日、行ってみて知ったリサイクルショップ、桃太郎王国のセール。今日もまた、ブルーレイ化計画。でも、新入荷は見当たらない。昨日の今日だからね。f:id:apple-seeds:20200403212801j:plain
新規購入f:id:apple-seeds:20200413223819j:plainとなる「コンタクト」。1997年公開。天文学者カール・セーガン原作、ロバート・ゼメキス監督作品。知的生命体と思われる者からの信号を受け取った事から、幼少からの夢を追い続ける女性研究員と、宗教家、政治家、軍人など、”何者か”との接触を目指した様々な人間の姿が描かれる。

作品には物質的な”何者か”は登場しない。目に見えないものを何を基準に信じるのか? 科学の実証主義か、神秘的な宗教観か。彼女と亡き父を繋ぐ言葉が印象に残る。「もし私達しかいなかったら、広い宇宙(スペース)がもったいないf:id:apple-seeds:20200403212801j:plainf:id:apple-seeds:20200413223915j:plain

カール・セーガンは映画化を非常に喜んでいたが、1996年12月20日に永眠。映画完成を見る事は無かった。映画の最後には「FOR CARL (カールに捧ぐ)」とクレジットされる。SFというだけでは括り切れない、持っておきたい1本。f:id:apple-seeds:20200403212801j:plainf:id:apple-seeds:20200403212801j:plain

買い換えf:id:apple-seeds:20200413223942j:plainとなる「A.I.」。愛するという感情をインプットされたA.I.を持つロボットの少年が、愛を求め人間になろうと数千年を超えて旅する壮大なSFドラマ。

元は今は亡き巨匠スタンリー・キューブリックが長年練ってきた企画。キューブリックの死後、一度は白紙になりかけるが、遺族の強い要望で生前キューブリックが望み、親交の深かったスピルバーグが監督、脚本で映画化。キューブリックの原案を変えないよう彼の遺志を尊重したという。奇しくも2001年の公開。

彼にしか演じられなかったかも知れない、主人公デイビッドを演じるハーレイ・ジョエル・オスメントの才能に驚かされ、感動を与えてくれる。また、近未来から数千年後まで描かれた世界観も興味深い。f:id:apple-seeds:20200403212801j:plainf:id:apple-seeds:20200413224030j:plain

デイビッドと行動を共にするジュード・ロウ演じるジゴロ・ジョーの最後のセリフが良い。「僕は生きた!」 こちらも持っておきたい1本。f:id:apple-seeds:20200403212801j:plainf:id:apple-seeds:20200403212801j:plain

今日の結果は「コンタクト」が¥300(税込)!、「A.I.」が¥200(税込)!。2枚購入で¥500!。2本とも新品同様。昔の中古はもっと小汚かったと思うが、今はこうなのか⋯。セール終了まであと1週間ほど。良いの出てこい。

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今年はなんだか気象が本当におかしいですね。秋らしい秋は来るのでしょうか。
本文中の画像・動画は “Amazon” "YouTube" 他より。                    
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