APPLE SEEDS

ようこそ。ここはAppleな話や趣味など、なんでも有りのページ。訪れた誰かの中に何かの種を蒔けたら、うれしいのですが。どうぞよろしく。  

ブルーレイ化計画 8。

10月も今日で終わり。まだ時期外れの暑い日もあるけれど、日中に汗ばむような日は無くなって来たかな。

・・・

セール終了まであとわずかの、桃太郎王国。あと何本増やせるか、ブルーレイ化計画。本日は⋯。f:id:apple-seeds:20200403212801j:plain

新規購入f:id:apple-seeds:20200414124124j:plainの「ダーティハリー」。1971年公開。サンフランシスコ市警殺人課のハリー・キャラハン刑事が、ベトナム帰還兵の偏執狂的連続殺人犯と攻防を繰り広げる、1970年代のアクション映画を代表する作品。その後の刑事物、アクション映画にも影響を及ぼし、シリーズは「ダーティハリー5」まで製作された。

組織と規律から逸脱するアウトローであり、職務遂行のためには手段を選ばず信念を貫徹する刑事を、クリント・イーストウッドが演じた。それまで低予算マカロニ・ウェスタン役者程度の認識しかなかったイーストウッドの当たり役となり、監督のドン・シーゲルも70年代のハリウッド・アクション映画を牽引する事となる。

型破りな刑事像とともに注目されたのが、キャラハン刑事が使用している銃、S&W M29。.44マグナム弾を使用する、本来は狩猟用に開発されたS&W(スミス&ウェッソン)社製の大口径大型拳銃。本作以降、実銃の性能以上に誇張表現されることが多く、日本ではモデルガンなども大いに売れスタンダードとなった。f:id:apple-seeds:20200403212801j:plainf:id:apple-seeds:20200414124228j:plainf:id:apple-seeds:20200403212801j:plainf:id:apple-seeds:20200403212801j:plain

これもf:id:apple-seeds:20200414124255j:plain新規購入の「ペイルライダー」。すでに西部劇はほとんど製作されなくなっていた時代、その伝統を受け継ぐ人物であるクリント・イーストウッド製作、監督、主演で1985年公開。ちなみに”ぺイルライダー”とは「ヨハネの黙示録」に記される四人の騎士のうち、蒼ざめた馬に乗り死を司るとされる第四の騎士のこと。

そのまま西部劇の名作「シェーン」のリメイクでは無いが、類似する登場人物や物語は、イーストウッドの西部劇へのオマージュとも言える。またかつて自身が主演した「荒野のストレンジャー」の主人公を思わせる、神懸り的な謎の放浪者という設定も、牧師に変えて登場する。

西部劇全盛期に出演作は無いが、イタリア製西部劇での出世により、アメリカ製とは違う寡黙なヒーロー像を作り上げ、他の追随を許さない存在となった。f:id:apple-seeds:20200403212801j:plainf:id:apple-seeds:20200414124350j:plainf:id:apple-seeds:20200403212801j:plainf:id:apple-seeds:20200403212801j:plain

今日はクリント・イーストウッドの日となったが、大好きな俳優である。イーストウッドが長年、多くのファンから支持されるのは、彼にしかない独特の雰囲気とスタイルを貫き通しているところにあるのだろう。近年の監督業も素晴らしいとは思うが、若かりし頃の何というか半B級(失礼! )な映画に出演している、俳優としてのイーストウッドがやっぱり大好きです。f:id:apple-seeds:20200403212801j:plain

ダーティハリー」¥300(税込)、「ペイルライダー」¥250(税込)で購入できました。桃太郎王国、行けるのは多くても多分あと2日くらいかな。最後までよろしく。

・・・

今年もあっという間にあと2ヶ月。早くないか!
本文中の画像・動画は “Amazon” "YouTube" 他より。                    
f:id:apple-seeds:20200403221003j:plain