APPLE SEEDS

ようこそ。ここはAppleな話や趣味など、なんでも有りのページ。訪れた誰かの中に何かの種を蒔けたら、うれしいのですが。どうぞよろしく。  

Back to the Past。ようこそ、中華の沼へ〜その3。

来週は晴れ間もある予報ですが、関東甲信地方の梅雨入りは目前のようです。どうも天気は不安定。皆さま、お元気でしょうか。

22日、全国で確認された新型コロナウイルス感染者は5,041人。重傷者は1,303人と過去最多を更新しています。東京都や大阪府では減少傾向が見られるものの、北海道や愛知、沖縄などでは増加と、感染状況の地域によるムラが拡大しているようです。

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3ヶ月ぶりほどのオーディオ系。世は変わらずワイヤレスばやりのようですが、以前に紹介したCCA-C12で中華イヤホンの音を知ってしまったワタシは、素直にワイヤレスには戻れない。そこで見つけたのがBluetoothヘッドホンアンプ、FiiOBTR1KスマホBluetooth接続し、有線イヤホンをBluetooth化。さらにスマホ直挿しより高音質化できる、ワタシには初めてのカテゴリーの製品である。

FiiOは2007年に中国で設立されたオーディオブランド。なかでもポータブルヘッドホンアンプやデジタルオーディオプレイヤーなど、ポータブルオーディオ製品で高く評価されている。今回のBTR1Kも国内最大級のオーディオビジュアル機器の総合アワードである「VGP」の、2019年ライフスタイル分科会・ヘッドホンアンプの部門で金賞を受賞し、ワタシが信頼を寄せているイヤホン・ヘッドホン専門店「e☆イヤホン」のワイヤレスレシーバーランキング2019の1位に推されている。f:id:apple-seeds:20200403212801j:plain

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思った以上に小さなパッケージは9.5cm x 9cm。当然ながら本体はさらに小さく24 x 50 x 11.6mm、重量は20.5g。分かりやすい物(?)と比べると、高さはチロルチョコレート1.7個分くらい。ブラックサンダーよりはるかに小さい。本体はアルミニウム製で正面に電源と機能切り替えの丸いマルチファンクションボタンインジケーターランプ。側面には再生/一時停止/通話ボタンとシーソー式の音量ボタン。背面にはシャツのポケットなどに留めるための十分に強力なクリップ。ここにFiiOのロゴが入っています。上面には3.5mmイヤホンジャック、仮面には充電用USB Type-C端子。付属品はUSB A to Cケーブル、ストラップ、説明書、クイックスタートガイド、保証書。f:id:apple-seeds:20200403212801j:plainf:id:apple-seeds:20210521224050j:plain           f:id:apple-seeds:20210521224124j:plain          f:id:apple-seeds:20210521224151j:plain          f:id:apple-seeds:20210521224217j:plain

Bluetoothチップには注目の高かったクアルコム製「QCC3005」を採用し、Bluetooth 5.0に対応。コーデックはaptX、aptX LL(low latency)、SBC、AppleAACに対応。再生時にはインジケーターランプがコーデックに応じた色(4色)に点滅します。ノイズキャンセル技術も採用し、高音質な通話機能を提供。また32ステップの精密な音量調節を実現。

高音質再生に重要なDACチップには、業界最高水準を達成する旭化成エレクトロニクス製「AK4376A」を採用。あらゆる音源の微細なニュアンスやディテールを忠実に再生します。さらにUSB DACとしても利用可能です。

スマホとのペアリングはNFCに対応し、ワンタップでペアリングが可能。バッテリー1.5時間のフル充電でほぼ8時間前後の再生。待機時間は140時間。バッテリーが無くなる少し前にインジケーターランプが赤く点滅し、女性のアナウンスが流れます。iOSバイスとペアリングした場合はウィジェットにバッテリー残量表示でき、マルチファンクションボタンでSiriを呼び出すこともできます。f:id:apple-seeds:20200403212801j:plainf:id:apple-seeds:20210522223141j:plain   f:id:apple-seeds:20210522220948j:plainf:id:apple-seeds:20200403212801j:plain

音質iPhone直挿しと比べると違いがハッキリわかります。分離感が良くなりひとつひとつの音が明瞭にクッキリする事で立体感が出て、奥行きや広がりが増します。低域は音圧と締まりが増し、高域はさらにクリアに。ボーカルもいい感じに前に出てきました。Bluetoothでありがちなノイズは感じられません。

ボリューム調整iPhoneと連動しておらず、そこが残念という方もいるかもしれませんが、そのおかげでiPhone側でボリュームを大きくBTR1K側で小さく調整するとフラットなモニター的に、逆にiPhone側でボリュームを小さくBTR1K側で大きく調整するとアンプ効果の効いたややドンシャリ迫力傾向に聞き分ける事ができます。これは楽しい

Bluetooth接続は極めて安定しています。購入以来、CCA -C12と愛用していますが、店舗内で瞬間的に途切れることが1、2回あっただけです

何より素晴らしいのは、お気に入りのイヤホンをワイヤレスでかつ高音質で使えるという事。完全ワイヤレスと違いケーブルはありますが、一時聞かない時は首に引っ掛けておけ、落とす事もなく大きな邪魔にはなりません。本体も軽く胸ポケットに入れても負担になりません。しかもiPhoneはフリーで使うことができます。f:id:apple-seeds:20200403212801j:plain

もっと高価・高音質なBluetoothヘッドホンアンプはたくさんありますが、このBTR1Kは高性能でコスパも素晴らしく良く小型軽量。初めての方はもちろん、持っておいて良い製品だと思います(もう今は中古しか入手できませんが⋯)。今はNICEHCK C8-1にリケーブルしたCCA-C12とBTR1K、このセットが無敵。外出必需品です。f:id:apple-seeds:20200403212801j:plainf:id:apple-seeds:20210523095729j:plain

こちらは購入当時すでに日本では生産終了となっていましたが、やはり新品が欲しかったのでまだ在庫のあったAliExpressRedAudio Storeで、昨年7月20日に26%引きの¥5,456(税込)で購入。出荷は7月30日ですが到着は9月10日。40日(!)かかりました。さすがAliExpress(!)。心配になって途中で抗議しようかと思ったけれど、遅配の噂は聞いていたので我慢。無事に届いて何より。待った甲斐が大ありでした。f:id:apple-seeds:20200403212801j:plain

中華イヤホンの楽しさ、素晴らしさを教えてくれたYouTuber、レビューふぐみかんさんの的確で分かりやすいレビューをどうぞ。クセが強いですが大丈夫です(?)。

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調査が追いつかない案件も含め、感染経路不明の割合が60%を超える自治体が増加しているとの事。「見えないクラスタ」として注意が必要とされる。酒類の提供制限など対策は効果を発揮し始めている中、緊急事態宣言の延長も見え始めているようだ。

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