えらくご無沙汰です。皆さま、GWはいかがでしたか?
ワタシは特に何も無し。どーも休みだったんだか、仕事だったんだか⋯。
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「私の昔からの夢を実現すべく、SUPER AGURI F1チームとして、2年と4ヶ月に渡りF1の世界で戦ってきたが、本日その活動に終止符を打つことになった。
厳しい状況の中でも頑張ってくれたアンソニー、チーム立ち上げから一緒に戦いチームを引っ張ってくれた琢磨。
そして、これまでSAF1を応援してくれてきた世界中のファンの皆様に、最大の感謝を表したい」
5月6日、発表。鈴木亜久里が率いてきたSUPER AGURIが、F1から撤退します。
以前から言われていて、そうなるかもと思っていた事でしたが、やはり残念です。
デビューの2006年は、まともに走るのも難しそうなマシンで最後尾が指定席でしたが、2007年には佐藤琢磨が2レースで8位、6位とポイントを獲得するなど、潤沢な資金を持つトップチームを相手に喝采のレースを見せ、苦しいなかでチームがひとつに夢を追うさまは気持ちの良いものでした。
「絶対やると決めたことをできる人生を与えてくれた神様に感謝している。 でも苦しかったよ」
1レースで何億円も消費するF1の世界では、財政難は悪循環を生み、その先はこれまで幾多のチームがたどってきた結末が待っています。
2年4ヶ月、全39戦。最高峰のF1での過酷な挑戦は幕を閉じました。
亜久里さん、琢磨、チームが見せてくれた夢に、心から拍手と感謝を送りたいです。ホントにスゲーです。
「誰に言われたわけでもなく、自分で登った山だから。F1をやってよかった」
本文中の画像・動画は ”Super Aguri F1” 他より。