まだまだ連日、ニュースが続く”コロナ”。TVのニュース番組でのデマ情報の報道や、メーカーの在庫状況のSNS発信などの影響もあるのか、とりあえず近所の西友でも米の爆買いは落ち着いたようです。でもトイレットペーパー、ティッシュ類はまだ少し品薄状態のようですね。
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こちらもまだ続くブルーレイ化計画報告。新規購入の「ブラック・レイン」。1989年公開。監督は「エイリアン」「ブレードランナー」のリドリー・スコット。すでに癌に侵されながら撮影に臨み、公開直後に40歳の若さで急逝した松田優作の伝説的遺作でもある。
組織に縛られた堅物の松本警部補(高倉健)と、汚職警官の嫌疑を受けていたニック(マイケル・ダグラス)のコンビが、新進ヤクザの佐藤(松田優作)を追う事で起きる変化、アメリカと異世界との衝突を描く。
その異世界として選ばれたのが日本であり、マイケル・ダグラス、アンディ・ガルシアと対する高倉健、松田優作を始め、若山富三郎、ガッツ石松、安岡力也など日本側のキャスティングが素晴らしい。
題名の「ブラック・レイン」とは原爆投下や空襲の後に起こる煤混じりの雨を指す。劇中のヤクザの大親分である菅井(若山富三郎)が、戦後アメリカが日本にもたらした個人主義が、義理人情を喪失した佐藤(松田優作)のようなアウトローを産んだとアメリカ人を批判し、「黒い雨」という言葉を象徴的に使っている。
佐藤との死闘の結末にニックが選んだ答えが本作の核心であろう。大好きな松田優作の鬼気迫る演技が心に残る。どうぞ、安らかに。
2月20日、桃太郎王国 習志野店にて中古を¥550(税込)で購入。世界初公開や日本版オリジナルらしい映像特典がなかなか興味深い。
次はオンラインストアの中古を探してみようと思っています。期待、かな。
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大切な事ながら、連日”コロナ”でちょっと精神的にも疲れ気味。でも油断は禁物。今一度、気を引き締めて、程良い緊張感の持続を。
本文中の画像・動画は “Amazon” "YouTube" 他より。